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2014年7月22日火曜日

【激安】ハローワークを活用した医療事務資格の取り方とは

■ハローワークを使った医療事務資格の取り方

ハローワーク(職安)を窓口として行われている職業訓練を活用すれば、激安で医療事務試験対策講座などが受講できます。授業料は無料。テキスト代や交通費等の諸経費のみの受講費用となります。


■職業訓練とは

授業料無料の職業訓練には、大きく2つの種類があります。

求職者支援訓練:離職中で雇用保険の受給資格のない社会人(主婦や無職の人、雇用保険に入っていない転職活動中の人など)が対象
公共職業訓練:離職中の社会人などが対象


■医療事務資格の取り方

医療事務資格にはいくつも種類がありますが、受験資格がとくにないものがあります。ですので、独学で勉強して試験にチャレンジすることも可能。しかし、学習内容には専門的な知識が多いので、学校や通信教育を活用した方が、勉強がスムーズに進められるのではないかと思います。

合格率は資格によって異なりますが、やさしいもので5割~6割、難しめのもので3割程度です。

たとえば、ユーキャンソラストの通信講座などが対象としている「医療事務管理士」という資格の場合ですと、試験概要は次のようになっています。

〇医療事務管理士

  ・受験資格

    とくになし

  ・資格の種類

    医科医療事務・歯科医療事務
    ※医科または歯科のいずれかを選択して受験

  ・試験日程

    奇数月の第4土曜日(年6回実施)

  ・試験時間

    実技試験 3時間
    学科試験 1時間

  ・試験内容

    (1) 実技試験/診療報酬明細書の作成・点検
    (2) 学科試験/マークシート(択一式)

おもな医療事務資格については、当ブログの次の記事でまとめています。

【3大資格をまとめて比較】 医療事務資格取得方法


■職業訓練の探し方

求職者支援訓練は、次のHPなどで調べます。

(求職者支援訓練 検索ページ)
求職者支援訓練認定コース情報検索システム

公共職業訓練は、厚生労働省や各都道府県のHPなどを参照します。

(職業訓練の公式HP)
厚労省のHP:職業訓練のご案内

たとえば東京都の場合については、次のページなどで最新の公共職業訓練を調べることができます。

(東京都の公共職業訓練)
TOKYOはたらくネット:職業能力開発

訓練の予定を調べるには、ハローワークに問い合わせるのが手っ取り早くて正確です。


■競争倍率(東京都の例)

東京都のページには、過去に実施した民間委託訓練(公共職業訓練)の競争倍率が掲載されています。2014年7月入学の離職者向けの訓練の場合、競争倍率は以下のようになっています。

〇 2014年7月入学の離職者訓練(東京都)の例

  ・医療・調剤・介護事務科(定員 30人): 1.83倍
  ・医療事務・調剤事務・介護保険事務科
   (定員 30人): 2.80倍
  ・医療コンシェルジュ養成科(定員 30人): 2.23倍

(参考)
TOKYOはたらくネット:職業訓練(民間委託訓練)実施予定


■窓口など

問い合わせや申し込みの窓口はハローワーク

なお、職業訓練は、授業料無料ということで競争倍率が高くなることがあります。また、受講前には選考が課され、全員が受けられるとは限りません。

ですので、有料の学校や通信講座も一緒に検討すると、よりよいと思います。

医療事務の学校としては、ニチイ学館日本医療事務協会などがよく知られています(いずれも通信のコースもあります)。通信講座では、ユーキャンソラストキャリアカレッジジャパンなどがあります。


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