スポンサーリンク

2013年4月23日火曜日

【2013年】山菜の放射能汚染に要注意。続々と基準値超え

【山菜の放射能汚染には要注意】

放射能汚染されやすい食材として知られる山菜。2013年に入ってからも、続々と基準値超えが出ています。平日、厚生労働省がセシウムの放射能検査の規制値超えなどを公表していますが、ここ1週間ほどで、以下のような結果になっています。

■4月15日公表分

・栃木県産 タラノメ(Cs:300 Bq/kg)
・栃木県産 ワラビ(Cs:290 Bq/kg)

■4月17日公表分

・栃木県産 タラノメ(Cs:470 Bq/kg)

■4月19日公表分

・福島県産 ワラビ(Cs:160 Bq/kg)
・福島県産 タラノメ(Cs:130 Bq/kg)

■4月22日公表分

・栃木県産 こしあぶら(Cs:210 Bq/kg)

以上、厚労省:2013年公表分より。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001m9me.html


【「たけのこ」にも要注意?】

2012年中は、たけのこからも、高濃度のセシウムが検出されていました。
たとえば、2012年4月27日の基準値超えは、次のとおりでした。

■福島県

・クサソテツ(コゴミ)(6件)(150~700Bq/kg)
・ゼンマイ(1100Bq/kg)
・タラの芽(4件)(400~590Bq/kg)
・ワラビ(110Bq/kg)
・タケノコ(250Bq/kg)

■福島以外

・宮城県産 イワナ(210Bq/kg)
・宮城県産 ウグイ(170Bq/kg)
・宮城県産 タケノコ(150Bq/kg)
・茨城県 アメリカナマズ(天然)(120Bq/kg)
・栃木県産 カワマス(7件)(110~200Bq/kg)
・栃木県産 クサソテツ(コゴミ)(480Bq/kg)

以上、厚労省:2012年4月27日公表分より。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000029in1.html

セシウム137の半減期は30年。ですので、高濃度に放射能汚染された山の食材は、なかなか除染が難しそうだと感じます。

自治体の検査は、まだまだ件数が少ない印象です。可能なら、昨年度の同じ季節の食材の検査結果も参考にするのがよいように思います。


【関連記事】

【放射線】ヤバい食品。お米,魚,野菜,牛乳の放射性物質
【放射能】魚の缶詰から、続々とセシウム(サケ,生活クラブ)